最大公約数的情報発信の限界

こんにちは。

Dream Jockeyのパイオニア、提唱者の小笠原です。

予約投稿とか下書きとかがごっちゃになっていて、書きかけのものや日付が抜けた状態のものがあります。

毎日投稿が入る状態にはしていますので、その点はご容赦ください。

さて、青森県立図書館協議会での発言の続きですが、同席していた地元紙の方も、そうなんだよな~と同感されていました。

「そう」という意味は、狙って発信しても何が当たるかわからないということです。

ピコ太郎も音楽性は狙ったまでも、これほどまでの拡散というところまで予見はしてなかったと思います。

とりわけ、マスメディア、新聞や放送に関しては、ターゲッティングは難しいです。

それは、総合サイトという性格があるからではないでしょうか。

もはやそれはターゲットというよりは、ポータルサイト、入口的なものでしか、トップページは存在しえないと思います。

あとは、個別の番組や連載企画等でどうターゲットを向けていくかです。

あおもりラジオくらぶ(あおラジ)もそれに似たところがあります。

しかし、マスメディアとは明確に違うのは、ニッチ(スキマ)狙いです。

一時、私は県域放送は「ブロードキャスト」、コミュニティ放送は「ナローキャスト」という表現をしていました。

最近は、どことは言いませんが(笑)コミュニティ放送も県域放送化しているところもあるので、インターネット放送がまさに「ナローキャスト」といえるのだろうと思います。

私は、県域局で働いていたので限界を知っています。

それは、「最大公約数的情報発信」です。

多くの人に見てもらえそうな話題を取捨選択していきます。

つまり、放送的に言えば多くの人に見て聴いてもらえる番組作りです。

それに対して、あおラジはその人自身が発信したい話題を重視します。

極端なところ、爆発的な数字は狙っていません。ただ、届くところには届けるような拡散は気を使っています。

あおラジは、インターネット配信プラットフォームを昨年末「UStream」から「FRESH!」に切り替えました。

スマートフォン視聴に重きを置き、ツイッター、フェイスブックでの拡散もしやすいという理由からです。また、無料で使える機能も充実しています。(アーカイブ配信やタイマー配信)

アクセス数は確実に伸びました。

チャンネル分野別ランキング(情報分野)で、ベスト10に入る時もあります。

話は新聞に戻り、、、

紙での購読者数は減っている中、地元紙もがんばってると思います。

ただ、動画取材とか投稿はやりすぎかな~とは「個人的には」思いますが。

次回は、それでもマスメディアはなくならない。優位性のお話をしましょう。